電気化学的脱塩工法|全国ナンバーワンの実績 久保田工芸では、電気化学的脱塩工法が日本でも導入されてから早い段階で取扱いを始めました。 塩害対策のための研究開発にも協力をさせていただくなど、施工主さまはもちろん、研究機関からも高い評価を頂き、2016年には全国で一番の施工実績/㎡となりました。 評価を継続できるよう、従業員一同これからもコンクリート塩害対策の技術とサービスを向上させていきます。 土木構造物やコンクリート建造物の脱塩に対応 電気化学的脱塩工法により、トンネルや橋梁等の土木構造物、ビルや文化財等のコンクリート建造物のコンクリート保全を行っております。 海外で生まれたこの脱塩工法は、日本では1992年に初めて適用されて以降、久保田工芸でもいち早く取り入れました。 施工だけではなく、ゼネコン各社様の研究・開発にも関わるなど、経験と技術力を高く評価いただいているため、安心してお任せください。 電気化学的脱塩工法とは? コンクリートの塩害 電気化学的脱塩工法について、簡単に説明をします。 海沿いなど塩の影響を受ける場所にあるコンクリートは、内部に塩分が溜まります。 塩分が溜まることで、鉄筋の腐食へとつながり、コンクリートの強度が低下します。 いわゆる塩害です。 通電の様子 この塩害による腐食を防ぐのが、電気化学的脱塩工法です。 塩害の原因となるコンクリート中の塩分を電気泳動により除去します。 電流を流すことにより、塩素イオンは外部電極側に電位的に拡散泳動していくため、コンクリート内の塩分はコンクリート外に排出されます。 コンクリートの塩害を防ぐだけではなく、コンクリートの破壊と再工事をほとんど行わないため、環境に優しく、企業や自治体の環境コスト・金銭コスト削減にもつながります。 多彩な実績 電気化学的脱塩工法は、お陰様で全国ナンバーワンの施工実績/㎡となりました。 新潟の親不知海岸高架橋をはじめ、5年かけて某所の高速道路の脱塩工事をするなど大規模工事もお任せいただいております。 確かな経験と技術力があるので、安心して脱塩工事をお任せいただけます。 脱塩のための調査や計画も行えます 調査 コンクリートを削り、成分分析を行っていきます。 ・コンクリート中の塩化物イオンの分布 ・鋼材位置 ・鋼材の腐食状況 ・かぶりコンクリートの状態 ・構造物の位置・寸法等 ・アルカリシリカ反応性 計画 調査結果を元に必要な脱塩量や電気を流す密度など補修設計を行っていきます。 電流密度が低いと、コンビナート内に塩化物イオンが残留します。 逆に、鋼材近傍において電流密度が高すぎると鋼材表面で発生する水素ガスの圧力によって、コンクリートにひび割れが生じます。 通電 実際の通電は、少ないと脱塩効果が低くなり、長すぎると鋼材とコンクリートの付着などに悪影響を及ぼす可能性があります。 計画と作業に高い精度が求められますが、適切な判断を行う力が私達にはあるので、ぜひお任せください。 コンクリート脱塩・塩害対策の工事は久保田工芸 コンクリートの破壊や再制作をすることが無いため、長期にわたって道路や橋の封鎖や大規模な交通規制を行うこと無くできる工事です。 全国の道路の安全やスムーズな物流に貢献でき大変光栄に思っております。 施工だけではなく、工事のための調査や計画も可能なのが当社の強みですので、安心してお任せください。 横浜市に拠点がありますが、全国に出張が可能です。 可能な範囲で実績も公開しているので、ご覧いただければ幸いです。 電気化学的脱塩工法の 実績はこちら